2026/09/14 (更新日:2026/09/14)
読み聞かせ後に感じる肩こり|福岡県久留米市北野町からも来院|田主丸整骨院整体院
読み聞かせの後に首や肩がずっしりと重くなる、という経験をされている保護者の方は少なくありません。絵本を膝に置いて子どもに読み聞かせる姿勢は、知らず知らずのうちに首・肩の緊張を高め、慢性的な肩こりへとつながりやすい動作です。この記事では、読み聞かせという日常的な場面から生まれる肩こりの原因を整理したうえで、セルフチェックの方法や、自宅で取り組めるセルフケアを具体的にご紹介します。久留米・田主丸エリアにお住まいで同じようなお悩みをお持ちの方の参考になれば幸いです。
読み聞かせ姿勢が肩こりを引き起こすしくみ
読み聞かせ時に起こる肩こりの主な原因は、長時間にわたる前傾姿勢によって首・肩の筋肉が過緊張状態に置かれることです。
絵本を子どもに見せながら読むとき、多くの方が頭を前に傾け、視線を本に向けるために顎を引いた姿勢をとります。成人の頭部の重量は約4〜6kgとされていますが、頭が前方に5cm移動するだけで首にかかる負荷は約2〜3倍に増加するという報告(日本整形外科学会の啓発資料)があります。
さらに読み聞かせには、次のような姿勢の特徴が重なります。
- 絵本を持ち上げる腕の疲労: 子どもが見やすい角度で本を保持するため、肩や腕が一定の位置に固定される
- 体をひねる動作: 並んで座った子どもに見せるため、体幹を横に向けたまま首だけを固定する
- 呼吸が浅くなる: 静かに読む意識が働き、横隔膜の動きが制限されて胸郭(きょうかく:肋骨に囲まれた胸の部分)の動きが減少する
これらが組み合わさることで、僧帽筋(そうぼうきん:首から肩甲骨にかけて広がる筋肉)・肩甲挙筋(けんこうきょきん:首と肩甲骨をつなぐ筋肉)・頸板状筋(けいばんじょうきん:後頭部から頸椎をつなぐ筋肉)が持続的に収縮し、筋肉内の血流が低下します。血流低下によって乳酸などの疲労物質が蓄積すると、重だるさや痛みとして感じられるようになります。

症状の出方で原因を見分ける
肩こりといっても、症状が強くなる時間帯や状況によって、背景にある原因や状態が異なります。
| 症状の出方 | 考えられる主な原因・状態 | なぜその時間帯・動作で強くなるのか |
|---|---|---|
| 夕方から夜にかけて悪化する | 日中の前傾姿勢による筋疲労の蓄積 | 1日の疲労が積み重なり、筋肉内の血流低下・疲労物質の蓄積がピークになるため |
| 朝起きたときに首が回りにくい | 睡眠中の不良姿勢・枕の高さの不一致 | 寝ている間に筋肉の血流が低下した状態が続き、目覚め直後は筋温(筋肉の温度)も低いため動きが制限されやすい |
| 読み聞かせ中〜直後に強くなる | 前傾姿勢による静的な筋収縮の持続 | 同一姿勢を保つ静的収縮は、動的な動きより筋肉内圧が高まり血流が途絶えやすいため |
| 片側だけ(利き手側)に出る | 本を持つ側の腕・肩への偏った負荷 | 絵本を保持する際に利き手側の肩が上がる姿勢が固定されやすいため |
| 両側に出るが後頭部への頭痛も伴う | 首・肩の過緊張による緊張型頭痛 | 僧帽筋上部の過緊張が後頭下筋群(こうとうかきんぐん)を圧迫し、後頭部への放散痛を生じやすいため |
| 安静時でも常にだるい | 慢性的な姿勢不良+自律神経への影響 | 筋緊張が慢性化すると交感神経が優位になりやすく、安静時でも筋肉が弛緩しにくい状態が続くため |

片側だけに症状が出る場合や、腕や手にしびれが及ぶ場合は、頸椎(けいつい:首の骨)や神経への影響が関わっている可能性があるため、後述の「受診の目安」も参照してください。
自分でできるセルフチェック
チェック1:スパーリングテスト(頸椎神経根への負荷確認)
このテストは、頸椎の神経根(しんけいこん:脊髄から枝分かれした神経の出口)に圧迫が生じていないかを確認する際に用いられる方法です。
手順
- 椅子に背筋を伸ばして座ります
- 頭を症状がある側にゆっくりと倒し(側屈)、同じ方向に軽く回転させます
- その状態で頭の上からそっと手で圧力をかけます(または自分で両手を頭の上に置いて軽く押す)
判定の目安
腕・手にかけて電気が走るような感覚・しびれ・痛みが再現された場合は、頸椎の神経根が圧迫されている可能性があります。この場合は、後述するセルフケアよりも先に整形外科での画像検査を受けることをおすすめします。
チェック2:肩甲骨の可動域確認
前傾姿勢が続くと、肩甲骨が外側に広がったまま固まりやすくなります。
手順
- 立った状態で両腕を体の横にたらします
- 両方の肩甲骨を背中の中央に向けて「ギュッ」と引き寄せ、3秒キープします
- その際、肩甲骨どうしの距離が5cm程度縮まるかどうかを確認します(鏡か、家族に見てもらうと確認しやすい)
判定の目安
引き寄せる動作で肩甲骨が左右非対称にしか動かない、または引き寄せようとすると肩・首に強い痛みが走る場合は、肩甲骨まわりの筋肉(菱形筋・前鋸筋など)の硬化や、僧帽筋の過緊張が進んでいる可能性があります。
セルフケア方法
1. タオルを使った頸部(首)の後屈ストレッチ
前傾姿勢で縮んだ首の前側の筋肉を緩め、後頭部から肩にかけての緊張を和らげることを目的とします。
やり方
- バスタオルを縦に細長く折り、首の付け根(後頭骨の下あたり)に当てます
- タオルの両端を胸の前で持ち、軽く前に引っ張りながら、顎をゆっくり上に向けます(過度に反らせず、視線が斜め45度上を向く程度)
- そのまま20〜30秒キープし、ゆっくり元の位置に戻します
頻度: 1日3回(朝・読み聞かせ後・就寝前が目安)
注意: 首に強い痛みやしびれが出たらすぐに中止してください
2. 胸椎(胸の背骨)の回旋モビリゼーション
前傾姿勢で固まりやすい胸椎の回旋可動性を引き出し、首・肩にかかる代償的な負担を軽減することを目的とします。
やり方
- 椅子に浅めに座り、両腕を胸の前でクロスして鎖骨のあたりに置きます
- 骨盤(腰から下)をできるだけ動かさないようにして、上半身だけをゆっくり右にひねります
- 右にひねったまま3秒キープし、ゆっくり正面に戻ります
- 左側も同様に行います
回数: 左右各5回を1セット、1日2セット(読み聞かせの前後に1セットずつが取り入れやすい)
ポイント: 首が連動して動かないよう意識し、目線は正面のまま保つと効果が出やすくなります
3. 読み聞かせ中の姿勢リセット習慣
ストレッチと合わせて、姿勢そのものを見直すことが根本的な改善につながります。
具体的な取り組み
- 本を持ち上げる高さを変える: 絵本を膝の上に置くのではなく、胸の高さまで持ち上げるか、クッションの上に置いて高さを確保することで、頭が前に倒れる角度を約20〜30度減らせます
- 背もたれを使う: 前傾にならず背もたれに背中をつけた状態で読むと、体幹の筋肉が補助されるため首・肩への負荷が軽減されます
- 5〜10分ごとに1回、肩を後ろに回す: 肩甲骨を大きく後ろ回しに5回行うだけで、僧帽筋の血流回復が期待できます
やってはいけないこと
1. 痛みがある側の首を強く横に引っ張るストレッチ
痛みを早く取ろうとして、頭を反対側に大きく傾けて手で引っ張るストレッチをされる方がいます。しかし、すでに頸椎の椎間板や神経根に負荷がかかっている状態でこれを行うと、椎間板への圧迫が増して症状が悪化するリスクがあります。首のストレッチは「引っ張る」より「重力から解放する」方向で行うのが基本です。
2. 痛みを我慢したままの長時間読み聞かせ
肩がこってきたと感じていても、子どもが集中しているからと姿勢を変えずに続けることは、筋肉の阻血(そけつ:血流が遮断された状態)時間を長引かせます。筋肉は静的収縮を約10分以上続けると血流が著しく低下することが知られており、その後の疲労回復に要する時間も延びます。5〜10分に1回は姿勢を変える・肩を回すなどの小休止を意識してください。
3. 市販の湿布を貼ったまま長時間放置して「様子見」を繰り返す
市販の湿布(消炎鎮痛剤含有)は一時的な炎症・痛みの軽減に役立ちますが、姿勢や筋肉の問題そのものを解消するわけではありません。湿布で痛みをごまかしながら同じ姿勢を繰り返すと、筋肉の硬化が進んで慢性化しやすくなります。湿布は補助的な手段として位置づけ、姿勢・ストレッチの改善と並行して使うことが大切です。
受診の目安
次のいずれかに該当する場合は、セルフケアよりも先に医療機関(整形外科)への受診をおすすめします。
- 腕・手にしびれや電気が走るような感覚が出ている
- 指先の細かい動作(ボタンのかけ外しなど)が難しくなってきた
- 首〜肩の痛みが2週間以上続き、安静にしても改善しない
- 頭痛・めまい・耳鳴りを同時に伴う
- 発熱とともに首の痛みが急に強くなった(感染症・関節炎の可能性)
- 首を動かすと突然の激しい痛みや強い脱力感がある
特にしびれや脱力を伴う場合は、頸椎症(けいついしょう)や頸椎椎間板ヘルニアなど、神経への圧迫が関わっている可能性があり、早期の画像検査が治療方針の決定に役立ちます。整骨院では筋肉・関節へのアプローチは行えますが、神経や骨の状態の確認には整形外科の検査設備が必要です。
よくある質問
読み聞かせ後の肩こりは何科を受診すればよいですか?
まずは整形外科を受診されることをおすすめします。しびれや脱力がなく、筋肉のこりや姿勢の問題が主体と考えられる場合は、整骨院でのケアも改善の一助になることがあります。症状の状態によって適した受診先が変わるため、迷う場合は整形外科で一度診てもらい、骨・神経に異常がないことを確認してから整骨院を並行利用する流れが安心です。
湿布や市販の痛み止めは肩こりに効きますか?
一時的な痛みや重だるさの軽減には効果が期待できます。ただし、読み聞かせ時の前傾姿勢や筋肉の硬化そのものには作用しないため、根本的な改善にはつながりにくいのが実情です。痛み止めや湿布はあくまで補助として活用しつつ、姿勢の見直しやストレッチを組み合わせることが大切です。2週間以上使用しても症状が変わらない場合は、医療機関への相談をおすすめします。
肩こりは温めるのと冷やすのとどちらが良いですか?
読み聞かせ後の肩こりのように、慢性的な筋肉の疲労・血流低下が原因の場合は、温める(入浴・温熱シート)ほうが血流の改善を促すため、症状の軽減が期待できます。一方、急に強い痛みが出た直後や、関節・筋肉に腫れや熱感がある場合は冷やすことが有効なケースもあります。判断に迷う場合は「慢性的な重だるさは温める、急性の強い痛みは冷やす」を目安にしてみてください。
今回ご紹介したセルフケアを続けてみても症状が改善しない場合、または症状が強くなっているとお感じの場合は、ぜひ田主丸整骨院整体院にお気軽にご相談ください。北野町をはじめ、久留米・田主丸エリアから多くの方がご来院されており、お一人おひとりの姿勢や生活背景に合わせたケアをご提案しています。
施術を受けた方の感想レビュー
いつもお世話になってます!元々肩こりがひどく、通う前は背中に痛みがあり、寝起きは酷いものでした。最近、長期出張で田主丸に来て環境が変わったからか症状も悪化し、日々痛みと格闘していました。そこで気になっていた田主丸整骨院さんに行ってみました。雰囲気はアットホームでスタッフの方たちも話しやすい。分かりやすく今の状態を教えてくださり、施術も丁寧。保険適用なのも通いやすい。キッズスペースも確保されてるので患者さんの事を考えられてる整骨院だなと感じました。痛みは体の歪みからきているとの事で骨盤矯正もしていただき、1ヶ月程通っていますが、今では痛みもほぼ無くなり腰回りがスッキリしたように思います。歪み矯正し、整ったら筋トレをして楽な体作りを指導して下さるそうで今後も通うのが楽しみです。数々の整骨院、カイロなど行ってきましたがオススメしたいところです。
まととまと様
当院より:嬉しいお声をありがとうございます!肩こりや背中の痛みは、骨盤や姿勢の歪みが原因となっていることも多く、今回のように骨盤矯正から取り組むことで、全体的なバランスが整い症状の改善につながることがあります。当院では、痛みの根本原因にアプローチしながら、患者様お一人おひとりに合わせた施術を心がけておりますので、今後は筋トレによる身体づくりも一緒に取り組んでいきましょう。引き続きどうぞよろしくお願いいたします!
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