2026/08/28 (更新日:2026/08/28)

掃除機がけで悪化する変形性股関節症|福岡県久留米市田主丸町からも来院|田主丸整骨院整体院

施術例・お客様の声

掃除機がけのたびに股関節が痛む、前かがみになると違和感が出る——そのような症状でお悩みの方は、変形性股関節症が関係しているかもしれません。変形性股関節症は、股関節の軟骨がすり減ることで痛みや動きの制限が起こる疾患で、日本整形外科学会によると国内の患者数は推計100万人以上とされています。掃除機がけのような「前傾姿勢を長時間続ける家事動作」は、股関節への負担を著しく増大させるため、症状を悪化させる代表的な要因の一つです。この記事では、変形性股関節症の原因から、症状の見分け方・セルフチェック・日常でできるケア方法まで、順を追って解説します。

空席確認・ご予約はこちら

お電話またはLINEで、当日の空き状況をご確認いただけます

電話で予約する
LINEで予約する

TEL:0943-72-3677


掃除機がけで股関節が痛くなる理由——変形性股関節症とは

変形性股関節症は、股関節を覆う軟骨が徐々にすり減り、骨同士が直接接触することで炎症や骨の変形が生じる疾患です。掃除機がけで症状が悪化しやすいのは、前傾姿勢のまま体重を片脚に乗せながら移動するという複合動作が、股関節への負担を一度に集中させるからです。

股関節は体重を支える関節の中でも特に大きな力がかかる部位で、片脚立ちの状態では体重の約3倍の荷重が股関節にかかるとされています。掃除機を押し引きする動作では、体幹を前に傾けながら体重移動を繰り返すため、軟骨がすでにすり減っている方には過度な刺激となります。

変形性股関節症が起こる主な原因

原因は大きく「一次性」と「二次性」に分けられます。

  • 一次性:明確な原因がなく、加齢・肥満・長年の酷使などが積み重なって軟骨がすり減るタイプ。50歳以降の女性に多く見られます。
  • 二次性:先天性股関節脱臼、臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん=骨盤側の受け皿部分の発育が不十分な状態)、外傷など、もともとの股関節の形状や過去のけがを起点として発症するタイプ。日本では二次性が全体の約80〜90%を占めるとされています(日本整形外科学会の資料より)。

掃除機がけで悪化する変形性股関節症|福岡県久留米市田主丸町からも来院|田主丸整骨院整体院

症状の出方で原因・状態を見分ける

変形性股関節症の症状は、時間帯・動作・部位によって特徴が異なります。出方を整理することで、現在の状態がどの段階に近いかをある程度把握できます。

症状の特徴 考えられる状態・理由
朝起き上がるときに股関節がこわばって動かしにくい 夜間に関節内の炎症産物が滞留し、滑膜(関節を包む膜)が腫れた状態で朝を迎えるため。10〜30分ほど動くと軽減することが多い
夕方〜夜に痛みが強くなる 日中の荷重・活動が蓄積し、関節周囲の筋肉疲労と軟骨への圧力が最大になるため
歩き始めの数歩だけ痛みがあり、歩き続けると楽になる 軽度〜中等度の変性段階。関節液が関節内に均等に行き渡ると摩擦が減少するため
長距離歩行や階段の上り下りで股関節前面〜鼠径部(そけいぶ)に痛みが出る 荷重時に臼蓋(受け皿)と大腿骨頭(太ももの骨の丸い先端)の接触が増えるため
安静にしていても痛みがある(夜間痛) 中等度〜重度の変性。関節内の炎症が常態化している可能性がある
片側だけに痛みがある 左右差のある臼蓋形成不全や、利き脚側への荷重集中が原因のことが多い
両側に症状がある 全身的な関節疾患(関節リウマチなど)との鑑別が必要な場合もある
症状の出方で原因・状態を見分けるの一覧表。朝起き上がるときに股関節がこわばって動かしにくい、夕方〜夜に痛みが強くなる、歩き始めの数歩だけ痛みがあり、歩き続けると楽になる、長距離歩行や階段の上り下りで股関節前面〜鼠径部(そけいぶ)に痛みが出る、安静にしていても痛みがある(夜間痛)、片側だけに痛みがある、両側に症状があるの7パターンについて、考えられる状態・理由をまとめた図。
症状の出方で原因・状態を見分ける

掃除機がけで悪化する方の多くは「歩行時〜動作時の鼠径部痛」と「前傾姿勢での股関節前面の突っ張り感」を訴えます。これは、前傾姿勢が大腿骨頭を臼蓋の前方に押しつける力を強め、すでにすり減った軟骨への圧力を集中させるためです。


自分でできるセルフチェック——2つの確認方法

チェック1:パトリックテスト(FABER テスト)

パトリックテストは、股関節の可動域制限や炎症を確認するために整形外科でも用いられる代表的な検査です。

手順

  1. 仰向けに寝て、チェックしたい側の足首を反対側の太ももの上(膝の少し上あたり)に乗せる。
  2. 膝を外側にゆっくり倒していく(股関節が開く方向)。
  3. 膝が床面から30cm以内まで下がるかどうかを確認する。

判定の目安

  • 膝が床面から30cm以上浮いたまま下がらない、または鼠径部・股関節の外側に痛みや詰まり感が出る場合は、変形性股関節症や股関節の可動域制限が疑われます。
  • 左右差が著しい(片側だけ大きく制限される)場合も注意が必要です。

チェック2:片脚立ちテスト(トレンデレンブルグテスト)

このテストは、股関節を支える中殿筋(ちゅうでんきん)の筋力低下を確認するものです。変形性股関節症では中殿筋が弱くなりやすく、歩行時の骨盤の安定性が低下します。

手順

  1. 壁から30cm程度離れて真っすぐ立つ(転倒防止のため壁に片手を添えてもよい)。
  2. チェックしたい側の脚で5秒間片脚立ちをする。
  3. 骨盤の水平が保てているかを鏡や家族に確認してもらう。

判定の目安

  • 片脚立ちの際に、浮かせた脚側(反対側)の骨盤が下に落ちる・体が左右に大きく揺れる・5秒間保てない場合は、股関節周囲筋の筋力低下が疑われます。
  • 痛みがある側の脚で立ったときに症状が強まる場合は、受診の目安にしてください。

日常でできるセルフケア方法

ケア1:股関節屈筋群のストレッチ(腸腰筋ほぐし)

掃除機がけなどの前傾姿勢が繰り返されると、股関節の前側にある腸腰筋(ちょうようきん=背骨・骨盤と大腿骨をつなぐインナーマッスル)が縮まり、股関節への負担がさらに増します。このストレッチで前側の緊張を和らげることを目指します。

やり方

  1. 床に右膝をつき、左脚を前に出して90度に曲げた「半跪立(はんきりつ)」の姿勢になる。
  2. 上体をまっすぐに保ったまま、骨盤を前方に静かにスライドさせる(腰を反らせないよう注意)。
  3. 右の鼠径部〜太ももの前側が伸びたと感じる位置で20〜30秒キープ。
  4. 左右を替えて同様に行う。

頻度:1日2〜3回を目安に、起床後と就寝前に特に行うと効果が期待できます。痛みが強い日は無理に行わないでください。


ケア2:中殿筋の筋力トレーニング(クラムシェル)

中殿筋を強化することで骨盤の安定性を高め、歩行時の股関節への偏った負担を軽減することが期待できます。寝たまま行えるため、股関節に直接荷重をかけずにトレーニングできるのが利点です。

やり方

  1. 横向きに寝て、股関節と膝をそれぞれ45度程度に曲げる。
  2. 両足首を重ねたまま、上側の膝だけをゆっくりと天井に向かって開いていく(足首は離さない)。
  3. 股関節の外側(お尻の横)に力が入っていることを意識しながら、膝を開いた状態で2秒キープ。
  4. ゆっくり元の位置に戻す。これを15〜20回×2セット行い、反対向きも同様に行う。

頻度:1日1〜2回。翌日に強い筋肉痛が残る場合は、回数を10回程度に減らして継続してください。


ケア3:生活動作の姿勢見直し(掃除機がけの工夫)

症状がある方にとって、掃除機がけの姿勢そのものを改善することが直接的な股関節への負担軽減につながります。

具体的な工夫

  • 掃除機のパイプを長めに伸ばし、上体をできるだけ立てた状態で操作する(前傾角度を10〜15度以内に抑えることが目標)。
  • 一度に広い範囲を掃除しようとせず、5〜10分ごとに休憩を挟む。
  • 体を前方ではなく、脚を踏み出す方向に向けながら移動する(体全体を動かすことで腰・股関節への偏った負荷を分散する)。
  • ロボット掃除機の活用も、症状が強い時期の股関節負荷を減らす実用的な手段です。

やってはいけないこと——症状を悪化させる3つの行動

1. 痛みを無視してストレッチを強く行う

「動かした方が良くなる」と考えて、強い痛みがある状態で股関節を無理に動かすと、すでに炎症が起きている関節内の滑膜をさらに刺激します。軟骨の損傷が加速するリスクがあるため、痛みが強い時期は安静を優先し、ストレッチは「気持ち良いと感じる範囲」にとどめてください。

2. 長時間の正座や体育座りを続ける

股関節を深く曲げたまま長時間保持する姿勢は、臼蓋と大腿骨頭の接触部分に持続的な圧力をかけます。30分以上続けると関節内の圧力が高まり、痛みや炎症が増しやすくなります。床に座る際は椅子への変更を検討するか、10〜15分ごとに姿勢を変えるようにしてください。

3. 急激な体重増加を放置する

体重が1kg増えると、歩行時の股関節への荷重は約3kg増加するとされています(日本整形外科学会の資料より)。短期間で3〜5kg以上体重が増えた場合、軟骨への累積負荷は無視できない水準になります。食事量と活動量のバランスを意識的に管理することが、症状の進行抑制につながります。


受診の目安——こんな場合は早めに医療機関へ

セルフケアで対応できる範囲には限りがあります。以下に該当する場合は、整形外科への受診を優先してください。

  • 安静にしていても股関節の痛みが続き、夜間眠れないほど強い
  • 発熱(37.5℃以上)を伴う股関節の腫れや熱感がある(感染性関節炎の可能性)
  • 突然の激しい痛みで立てなくなった
  • 下肢(太もも〜足先)に強いしびれや脱力感があり、歩行が不安定
  • 排尿・排便に異常を感じる(股関節痛と合わせて)
  • 2〜3週間セルフケアを継続しても症状が変わらない、または悪化している

これらのサインは、変形性股関節症以外の疾患(骨壊死、化膿性関節炎、腫瘍など)が関係している可能性があり、画像検査や血液検査が必要です。整骨院・整体院でのケアを検討される前に、まず整形外科での診断を受けることをおすすめします。


よくある質問

変形性股関節症は何科を受診すれば良いですか?

まずは整形外科の受診をおすすめします。レントゲンやMRIで軟骨・骨の状態を確認し、病期(進行度)を把握することが適切なケアの前提になります。診断を受けた後、リハビリ・日常動作の改善を目的として整骨院を並行利用される方も多くいらっしゃいます。

温めるのと冷やすのはどちらが良いですか?

炎症が強い時期(患部が熱を持っている・腫れているとき)は冷やす(10〜15分程度のアイシング)が基本です。一方、慢性期で熱感がなく、こわばりや鈍い痛みが主な症状の場合は温める(入浴や温熱パッドで15〜20分程度)ことで血流が改善し、症状の軽減が期待できます。判断が難しい場合は、受診した医師や施術担当者に確認してください。

放置するとどうなりますか?

変形性股関節症は、適切なケアをしないまま荷重を繰り返すと、軟骨のすり減りが進行し、股関節の変形・可動域の制限・歩行困難へと移行するリスクがあります。重度になると人工股関節置換術が検討される段階に至ることもあります。早期であるほどセルフケアや保存療法(手術によらない治療)で進行を抑えられる可能性が高いため、気になる症状がある段階での対応が重要です。


股関節の違和感や痛みは、「歳だから仕方ない」と見過ごされがちですが、日常の姿勢や動作を見直すことで症状の軽減を目指せる場合があります。セルフケアを続けても改善が感じられない場合や、どのようなケアが自分に合っているか不安な場合は、田主丸整骨院整体院へお気軽にご相談ください。


施術を受けた方の感想レビュー

股関節が痛かったので、来院。カウンセリングもきちんとしていただき痛みの原因の説明も丁寧でした。施術後は痛みも軽減で、楽になりました。

くろすけ様

当院より:股関節の痛みでご来院いただき、施術後に楽になっていただけたとのこと、大変嬉しく思います。変形性股関節症をはじめとする股関節の痛みは、日常生活の動作にも大きく影響しますが、原因をしっかり把握したうえで適切なアプローチを行うことが大切です。当院では、丁寧なカウンセリングをもとに一人ひとりの状態に合わせた施術を心がけております。引き続きお身体の回復をサポートしてまいりますので、何かお困りのことがあればお気軽にご相談ください。

空席確認・ご予約はこちら

お電話またはLINEで、当日の空き状況をご確認いただけます

電話で予約する
LINEで予約する

TEL:0943-72-3677


股関節の痛みに関連する記事

この症状に関連するページ

お身体の不調でお悩みなら

腰痛・肩こり・膝の痛みなど、身体の不調は早めのケアが大切です。当院では一人ひとりの症状に合わせた施術で、日常生活の負担軽減をサポートします。

田主丸整骨院の施術内容を見る

田主丸整骨院
TEL:0943-72-3677
住所:福岡県久留米市田主丸町田主丸937-5
MAP:https://goo.gl/maps/tvtZfe7nzRmMFwTp6
LINEで相談する:https://lin.ee/xeZPoP7

関連記事

新着記事

おすすめ記事

おすすめ記事は現在ありません

TOP > > 掃除機がけで悪化する変形性股関節症|福岡県久留米市田主丸町からも来院|田主丸整骨院整体院

ページトップへ戻る

LINEでのお問い合わせはこちら
お電話でのお問い合わせはコチラ 0943-72-3677