2026/10/09 (更新日:2026/10/09)
散歩後に増す膝痛|福岡県うきは市吉井町からも来院|田主丸整骨院整体院
散歩やウォーキングの後に膝痛が増してしまう——そんな悩みを抱えて、「ウォーキング後の膝の痛み」「膝痛 運動後」と検索されている方は少なくありません。適度な運動のつもりが、歩き終わると膝がズキズキと痛む。もしくは翌朝になって膝がこわばる。こうした症状は、加齢による軟骨の変化や筋肉の疲労が積み重なって起こることが多く、放置すると日常生活の動作にも影響が出てきます。この記事では、散歩・ウォーキング後に強くなる膝痛の原因と、ご自身でできるセルフチェック・セルフケアの方法を詳しくご説明します。
散歩後に膝が痛くなる主な原因
ウォーキング後の膝の痛みには、いくつかの代表的な原因があります。どれか一つというよりも、複数の要因が重なって症状が出ることが多い点が特徴です。
膝関節の軟骨の摩耗(変形性膝関節症)
膝関節には大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)の間に軟骨があり、クッションとして衝撃を吸収しています。日本整形外科学会の資料によれば、変形性膝関節症は国内の推定患者数が約2,530万人とされており、とくに50歳代以降の女性に多く見られます。軟骨がすり減ると関節面の保護機能が低下し、歩行の繰り返し動作で炎症が起きやすくなります。
大腿四頭筋・ハムストリングスの疲労と筋力低下
膝を安定させるうえで欠かせないのが、太ももの前面にある大腿四頭筋と、後面にあるハムストリングスです。これらの筋力が弱いと、歩くたびに膝関節に余分な負荷がかかります。また筋肉が疲労した状態でウォーキングを続けると、いわゆる「筋肉の保護機能」が落ちて痛みが生じやすくなります。
腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)の炎症
膝の外側が痛む場合、大腿骨の外側を通る腸脛靭帯が繰り返しの摩擦で炎症を起こしていることがあります。これは「ランナー膝」とも呼ばれますが、ジョギングだけでなく長距離のウォーキングでも起こり得ます。
鵞足炎(がそくえん)
膝の内側やや下方に位置する鵞足(縫工筋・薄筋・半腱様筋の3つの腱が集まった部位)が、歩行の繰り返しで炎症を起こした状態です。体重が重い方や、歩幅が不均一な歩き方をする方に起こりやすい傾向があります。

痛みの出方で原因を見分ける
膝痛はいつ・どの動作で・どの部位に出るかによって、考えられる原因が異なります。自分の症状と照らし合わせてみてください。
| 痛みの特徴 | 考えられる状態 | なぜその時・動作で強くなるのか |
|---|---|---|
| 朝起きたときだけこわばり・痛む(30分以内に和らぐ) | 変形性膝関節症の初期〜中期 | 就寝中に関節液の循環が低下し、滑膜(かつまく)が硬くなるため。体を動かすと循環が戻り楽になる |
| 散歩後半〜歩き終わりに痛む | 筋疲労・軟骨への過負荷 | 歩行時間が長くなるほど筋肉の保護力が落ち、関節への衝撃が直接かかるようになるため |
| 階段の下りで膝前面が痛む | 膝蓋大腿関節症・大腿四頭筋の弱さ | 下り動作では膝蓋骨(膝のお皿)に体重の約3〜4倍の圧力がかかり、軟骨への負担が集中するため |
| 膝の外側だけが痛む | 腸脛靭帯炎(ランナー膝) | 歩行中の膝の曲げ伸ばしで靭帯が骨と繰り返し摩擦し、炎症が蓄積するため |
| 膝の内側やや下が痛む | 鵞足炎 | 歩行時の膝の内側への荷重が集中し、腱への牽引ストレスが高まるため |
| 安静時にも痛む・夜間に痛む | 関節内の炎症が強い状態、または関節リウマチなど | 炎症による滑膜の腫れが安静時にも神経を刺激し続けるため。この場合は早めに医療機関へ |
| 両膝が同時に痛む | 変形性膝関節症(両側性)・リウマチ | 体重・姿勢・靴の影響が両側に及ぶ場合と、全身性疾患が関与する場合に分かれる |

自分でできるセルフチェック
チェック1:膝の圧痛部位を確認する(圧痛テスト)
手順は以下の通りです。
- 椅子に浅く腰かけ、膝を90度に曲げます。
- 親指の腹で、膝の内側・外側・膝蓋骨の上下・膝蓋骨の真下(膝蓋腱)をそれぞれ1か所ずつ、ゆっくり押します。
- 押したときに「ズキン」「ジンジン」と感じる場所を確認します。
判定の目安:膝の内側やや下(鵞足部)を押して痛みが強ければ鵞足炎の可能性、外側の骨の出っ張り付近が痛ければ腸脛靭帯炎の可能性があります。広い範囲に圧痛があり、膝自体が腫れている感触がある場合は、関節内の炎症が起きていると考えられます。
チェック2:片脚スクワット(シングルレッグスクワット)テスト
- 壁の近くに立ち、片手を軽く壁に添えます。
- 片足を少し浮かせ、もう一方の脚だけで体重を支えながら、膝を軽く曲げます(30度程度)。
- そのときに膝が内側にガクッと入り込む(ニーイン)かどうかを鏡で確認します。
判定の目安:膝が内側に入り込む場合、大腿四頭筋やお尻の筋肉(中殿筋)の筋力低下が示唆されます。この状態でウォーキングを続けると、膝関節の内側に過剰な負荷がかかり続けるため、鵞足炎や変形性膝関節症のリスクが高まります。
散歩後の膝痛に対するセルフケア
内転筋ストレッチ(鵞足・膝内側の負担を軽減する)
膝の内側に痛みがある場合、内ももの筋肉(内転筋群)の柔軟性を高めることで膝への負担を分散させる効果が期待できます。
- 床に座り、両足の裏を合わせて「あぐら」の形にします(長座位でも可)。
- 両手を足首に添え、背筋を伸ばしたまま、上体をゆっくり前に倒します。
- 内ももに張り感を感じる位置で止め、20〜30秒キープします。
- ゆっくり元の姿勢に戻します。
回数・頻度:1セットを3回、1日2セット(朝と入浴後が理想的)。強い痛みが出る場合は中止してください。
中殿筋トレーニング(膝のぐらつきを抑える)
お尻の横にある中殿筋(ちゅうでんきん)を鍛えることで、歩行時の膝の横ぶれを抑え、膝への側方ストレスを軽減することが期待できます。
- 横向きに寝て、膝を軽く伸ばします。
- 上側の脚をゆっくり45度程度持ち上げます(お尻の横が働いていることを意識してください)。
- 2〜3秒かけて持ち上げ、2〜3秒かけてゆっくり下ろします。
- これを左右それぞれ15回、1日2セット行います。
腰が丸まらないように注意し、膝に痛みが出ない範囲で行うことが大切です。
アイシング(炎症を和らげる)
ウォーキング直後に膝が熱を持っている・腫れている感じがある場合、冷やすことで炎症反応を鎮める効果が期待できます。
- 氷(または保冷剤)をタオルで包みます(直接皮膚に当てると凍傷のリスクがあります)。
- 痛みのある部位に10〜15分当てます。
- これをウォーキング後、必要に応じて1日1〜2回行います。
熱感や腫れがない慢性的な膝の重だるさには、逆に入浴や温めた蒸しタオルで血流を促す「温熱ケア」が適している場合があります。熱感の有無で判断してください。
やってはいけないこと
痛みを我慢してウォーキングを続ける
「運動しなければ」という気持ちから、痛みが出ていても同じ距離・ペースで歩き続けることは避けてください。炎症が収まらないうちに繰り返し負荷をかけると、軟骨の摩耗や腱の炎症がさらに進行するリスクがあります。痛みがある日は距離を半分以下に抑えるか、ウォーキングを休んで別の低負荷運動(水中歩行など)に切り替えることが無難です。
自己判断で強くマッサージする
痛みがある部位を強くもみほぐすと、すでに炎症を起こしている組織をさらに刺激して症状を悪化させることがあります。とくに鵞足炎や腸脛靭帯炎の急性期には、強いマッサージによって炎症が広がる可能性があります。痛みが強い時期は軽いさすり程度にとどめ、炎症が落ち着いてから専門家によるケアを受けるようにしてください。
かかと着地の衝撃を放置する(靴の見直しをしない)
クッション性が低くなった靴やサイズの合わない靴は、歩くたびに膝への衝撃を増幅させます。靴底が片減りしている靴を使い続けると、膝の内側または外側に偏った負荷がかかり続けます。ウォーキング用の靴は500〜700km程度が交換の目安とされており、見た目がきれいでもソールの反発力が失われていることがあります。定期的に靴の状態を確認してください。
受診の目安
次のような症状がある場合は、速やかに整形外科など医療機関の受診をお勧めします。
- 膝が大きく腫れ、熱感・発赤が著しい(感染性関節炎や痛風の可能性)
- 発熱(37.5度以上)を伴う膝の痛み
- 外傷(転倒・衝突)のあと、体重をかけられないほど強く痛む(骨折・靭帯損傷の可能性)
- 膝が「抜ける」感覚や、急に力が入らなくなる(靭帯・半月板の損傷の可能性)
- 安静にしていても痛みが続き、夜間に痛みで目が覚める
- 両膝が同時に腫れ・こわばり、朝のこわばりが1時間以上続く(関節リウマチのスクリーニングが必要)
- 2週間以上セルフケアを継続しても症状に変化がない
整骨院でのケアと医療機関での診断は、互いに補い合うものです。上記のような赤信号のサインがある場合は、まず整形外科でのレントゲンや血液検査などによる診断を優先してください。
よくある質問
膝が痛いとき、何科を受診すればよいですか?
まずは整形外科の受診が基本です。レントゲンやMRIで骨・軟骨・靭帯の状態を確認してもらい、診断をつけたうえで治療方針を決めることが重要です。診断がついた後、日常的なケアや運動指導を整骨院で並行して受けることも選択肢の一つです。
散歩後の膝痛に市販の湿布や痛み止めは効きますか?
ロキソプロフェンやジクロフェナクを含む外用消炎鎮痛剤(いわゆる湿布)は、炎症に伴う痛みを一時的に和らげる効果が期待できます。ただし、痛みを抑えた状態で無理に歩き続けると症状が悪化する場合があるため、湿布はあくまで補助的な使用にとどめ、痛みの根本的な原因へのアプローチを並行して行うことをお勧めします。
膝の痛みは冷やすのと温めるの、どちらがよいですか?
ウォーキング直後に熱感や腫れがある急性期には冷やすことが基本です。一方、熱感がなく慢性的に重だるい・こわばる感じが続いている場合は、温めることで血流が促進され、筋肉の緊張が和らぐ効果が期待できます。迷ったときは、膝に手を当てて「反対側の膝より明らかに熱い」と感じれば冷やす、そうでなければ温める、という判断が一つの目安になります。
散歩後の膝痛は、適切なケアと原因への対処を組み合わせることで、日常生活への支障を軽減していくことが期待できます。セルフケアを2〜3週間続けても症状が改善しない場合、または痛みが強くなっている場合は、ひとりで抱え込まずに田主丸整骨院整体院へお気軽にご相談ください。
施術を受けた方の感想レビュー
膝の痛みで週2〜3日通わせてもらっています。痛みの原因や治療内容等を丁寧に説明してくださり、施術後はとても軽くなります。会話も楽しくしてもらえるので、心身共に癒やされる時間になっています。痛みを我慢せず、もっと早く相談すれば良かったです。これからもよろしくお願いします。
ならはら様
当院より:膝の痛みでお悩みのところ、通院を続けてくださりありがとうございます。膝の痛みは原因が様々で、放置すると日常生活にも大きく影響してしまうため、早めにご相談いただけて良かったです。当院では、痛みの原因をしっかりとご説明しながら、お一人おひとりの状態に合わせた施術を心がけております。これからも心身ともに楽になっていただけるよう、スタッフ一同サポートしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
膝の痛みに関連する記事
この症状に関連するページ
お身体の不調でお悩みなら
腰痛・肩こり・膝の痛みなど、身体の不調は早めのケアが大切です。当院では一人ひとりの症状に合わせた施術で、日常生活の負担軽減をサポートします。
田主丸整骨院
TEL:0943-72-3677
住所:福岡県久留米市田主丸町田主丸937-5
MAP:https://goo.gl/maps/tvtZfe7nzRmMFwTp6
LINEで相談する:https://lin.ee/xeZPoP7


















