2026/09/28 (更新日:2026/09/28)

草履履きで出る股関節痛|福岡県三井郡大刀洗町からも来院|田主丸整骨院整体院

施術例・お客様の声

草履を履いた日の夜や、お祭りの翌日に股関節のあたりがズキズキと痛む——そんな経験はありませんか。草履は足元が安定しにくく、足元の負担がそのまま股関節へと波及しやすい履き物です。福岡県三井郡大刀洗町からも来院される方の中にも、「草履を履いてから股関節痛が出始めた」とおっしゃる方が少なくありません。この記事では、草履と股関節痛の関係を中心に、原因・見分け方・セルフケアまでを順番に解説します。

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草履が股関節痛を引き起こすしくみ

草履を履くと、足指でつかむようにして歩く動作が必要になるため、ふだんとは異なる筋肉の使い方をします。その変化が、股関節に余分な負担をかけるのです。

通常の靴は踵(かかと)がしっかり固定されているため、足全体で地面を蹴り出すことができます。ところが草履は踵が固定されていないため、歩くたびに足指を屈曲させて草履を引っかけながら前へ進むことになります。この動作が連続すると、脚を引き上げる動きを補助する腸腰筋(ちょうようきん)——腰椎から大腿骨をつなぐ深部の筋肉——が過緊張を起こし、股関節の動きを制限する原因になります。

また、草履は靴底が薄く、地面からの衝撃を吸収するクッション性に乏しい点も見逃せません。歩行のたびに衝撃が直接足元から骨盤・股関節へと伝わるため、関節まわりの軟骨や滑液包(かつえきほう:関節のクッションになる袋状の組織)への累積的なダメージが生じやすくなります。

さらに、草履特有の「すり足気味の歩き方」は骨盤の左右の傾きを引き起こしやすく、片側の股関節に集中して負荷がかかるケースも見られます。日本整形外科学会の資料でも、股関節への荷重の偏りが変形性股関節症のリスク因子として挙げられており、日常的な歩き方の影響は軽視できません。


草履履きで出る股関節痛|福岡県三井郡大刀洗町からも来院|田主丸整骨院整体院

痛みの出方で読み解く——時間帯・動作・部位による違い

股関節痛は、いつ・どの動作で・どこに痛みが出るかによって、考えられる状態が異なります。以下の表を参考に、自分の症状がどのパターンに近いかを確認してみてください。

症状のパターン考えられる状態痛みが強くなる理由
朝、起き上がり直後だけ痛む股関節まわりの軽度な炎症・滑液包炎夜間に静止した状態で炎症性の物質が関節周囲に貯留し、動き始めに刺激が加わるため
歩き始めから10〜15分後に和らぐ変形性股関節症の初期〜中期動くことで関節液(かんせつえき)が軟骨全体に広がり、摩擦が一時的に減るため
夕方から夜にかけて痛みが増す筋疲労による関節への負担増日中の活動で股関節まわりの筋肉が疲弊し、関節を支えるサポート力が低下するため
安静時にも痛む・夜間痛がある炎症が強い状態・関節内の問題姿勢を問わず関節内に炎症が持続しているサイン。整形外科への受診が望ましい
片側だけに痛みとしびれがある股関節や骨盤の歪みによる神経圧迫骨盤の傾きが一側の神経根(しんけいこん)や外側大腿皮神経を圧迫するため
両側同時に痛む歩行全体のバランス不良・筋力低下草履歩行による全身的な体幹バランスの崩れが左右両方の股関節に波及するため
痛みの出方で読み解く——時間帯・動作・部位による違いの一覧表。朝、起き上がり直後だけ痛む、歩き始めから10〜15分後に和らぐ、夕方から夜にかけて痛みが増す、安静時にも痛む・夜間痛がある、片側だけに痛みとしびれがある、両側同時に痛むの6パターンについて、考えられる状態と痛みが強くなる理由をまとめた図。
痛みの出方で読み解く——時間帯・動作・部位による違い

草履を履いた後に痛みが出る場合、多くは「歩き始めに強く、しばらく動くと和らぐ」パターンか「夕方以降に増悪する」パターンのいずれかです。ただし、安静時にも痛みが続く場合や、鼠径部(そけいぶ:太ももの付け根)から大腿部にかけてしびれを伴う場合は、別の病態が関与している可能性があります。


自分でできるセルフチェック

パトリックテスト(股関節の可動域と痛みの確認)

仰向けに寝て、片側の足首を反対側の膝の上に乗せ、「4の字」に近い形にします。そのまま膝を床方向へゆっくり押し下げたとき、股関節の前面または鼠径部に痛みや詰まった感覚が生じれば、股関節まわりに何らかの問題がある可能性があります。左右で可動範囲を比べ、5度以上の差がある場合も注意が必要です。このテストは整形外科の診察でも活用されており、「パトリックテスト(FABER テスト)」と呼ばれています。

片脚立ちテスト(殿筋・股関節の安定性確認)

壁に触れずに片脚で立ち、30秒間バランスを保てるかを確認します。20秒以下でバランスが崩れる、または立っている側の腰や骨盤が大きく傾く場合、股関節を支える中殿筋(ちゅうでんきん)の筋力が低下している可能性があります。左右差が顕著な場合は、弱い側への負荷が草履歩行時にさらに集中している可能性が高いです。


草履による股関節への足元の負担を和らげるセルフケア

1. 股関節まわりのモビリティ運動(仰向けでの膝回し)

仰向けに寝て、両膝を立てます。片方の膝を胸に引き寄せたら、そのまま外側→下→内側→上という順序で、大きな円を描くように股関節をゆっくり回します。1回転を10秒かけて行い、外回しと内回しそれぞれ10回ずつ。左右を入れ替えて同様に行います。1日2セットを目標にしてください。

この運動は関節液を股関節全体に行き渡らせ、軟骨への栄養補給を促すと考えられています。朝起きたときの痛みが強い方は、ベッドを出る前に行うと動き始めがスムーズになりやすいです。

2. 腸腰筋のストレッチ(立位ランジストレッチ)

片脚を大きく前に踏み出してランジ姿勢をとり、後ろ脚の膝を床につけます。後ろ脚の股関節の前面(鼠径部の少し下)に伸びを感じる位置で30秒キープします。体が前に傾かないよう、上体はまっすぐに保うことがポイントです。左右それぞれ30秒×3回を1日2回行います。

草履歩行後に硬くなりやすい腸腰筋をほぐすことで、股関節の可動域が改善し、翌日の痛みの軽減が期待できます。

3. 中殿筋の筋力トレーニング(サイドライイングヒップアブダクション)

横向きに寝て、下になった腕を枕代わりに頭の下に置きます。上になっている脚をまっすぐ伸ばしたまま、床から約40〜45度まで引き上げ、2秒かけてゆっくり下ろします。この動作を1セット15回、左右各2セット行います。膝が曲がったり、骨盤が後ろに倒れたりしないよう注意してください。週4〜5回継続することで、股関節の支持力向上が期待できます。


やってはいけないこと——悪化させてしまう行動

1. 痛みを我慢して草履での長距離歩行を続ける

痛みは関節や筋肉への過負荷のサインです。我慢して歩き続けると、すでに炎症が起きている滑液包や関節包(かんせつほう)への刺激が蓄積し、急性炎症から慢性炎症へ移行するリスクが高まります。草履を履く機会がある日は1〜2時間ごとに休息を取り、帰宅後は無理な動作を控えることが大切です。

2. 痛む部位を強くもんだり、力任せにストレッチする

炎症が起きている状態で患部を強く圧迫したり、可動域を超えたストレッチを行ったりすると、筋繊維や靭帯の微細損傷が起こりやすくなります。特に股関節の前面(鼠径部)を押しながらほぐす行為は、股関節唇(かんせつしん:関節のふちにある軟骨組織)への負担になる場合があります。ストレッチは痛みを感じない範囲で、ゆっくりと行うことが基本です。

3. 痛みが出るたびに安静ばかりを選ぶ

痛みが怖くて動かさないでいると、股関節まわりの筋肉が急速に弱化し、関節の安定性がさらに低下するという悪循環に陥ります。日本整形外科学会の変形性股関節症診療ガイドラインでも、適切な運動療法の継続が症状管理に有効であることが示されています。完全な安静ではなく、痛みの出ない範囲での適度な動きを維持することが回復への近道です。


受診の目安——これは整骨院より先に整形外科へ

股関節痛のほとんどは保存的な対処で軽減が期待できますが、以下に当てはまる場合は、整形外科を優先して受診してください。

  • 安静にしていても痛みが続き、夜間に眼が覚めるほど強くなる
  • 発熱(37.5度以上)を伴う股関節の痛みと腫れ(化膿性関節炎の疑い)
  • 脚に急に力が入らなくなった、または感覚が鈍くなった
  • 転倒や強い衝撃の後から急に痛みが始まった(骨折の可能性)
  • 鼠径部から大腿部にかけてしびれが広範囲に及ぶ
  • 2週間以上セルフケアを続けても改善が見られない

これらのサインは、単純な筋疲労ではなく、骨・軟骨・神経あるいは感染が関与している可能性を示します。自己判断せず、専門医の診察を受けることを優先してください。


よくある質問

草履による股関節痛は何科を受診すればよいですか?

まずは整形外科を受診し、レントゲンなどで骨や関節の状態を確認してもらうことをおすすめします。骨・軟骨に問題がないと確認された後、筋肉・姿勢・歩き方のアプローチについては整骨院での施術も選択肢になります。

市販の湿布や痛み止めは股関節痛に効きますか?

市販の湿布(ロキソプロフェン系など)や内服の消炎鎮痛薬は、一時的な痛みや炎症の緩和に役立つことがあります。ただし、原因そのものを解消するものではないため、使用しながら並行してセルフケアや専門家への相談を進めることが大切です。湿布を貼る場合は、患部が赤く腫れて熱感がある急性期に使用し、慢性期は温めるほうが血流改善につながりやすいとされています。

股関節痛は放置するとどうなりますか?

原因への対処をしないまま放置すると、関節まわりの筋力低下が進み、痛みをかばった歩き方が定着して膝や腰への二次的な負担が増える可能性があります。変形性股関節症の場合、日本整形外科学会のガイドラインでは、早期からの運動療法や体重管理が進行を緩やかにする可能性があるとされており、症状が軽いうちからの対応が重要です。


草履を履く機会が多い季節や行事の前後は、股関節まわりのケアを意識的に取り入れることが、足元の負担を蓄積させないための第一歩です。セルフケアを試しても股関節痛が続く場合や、どのケアが自分に合うか不安な場合は、ぜひ田主丸整骨院整体院にご相談ください。久留米市近郊はもちろん、福岡県三井郡大刀洗町からもご来院いただいており、一人ひとりの症状に合わせた対応を心がけております。


施術を受けた方の感想レビュー

股関節が痛かったので、来院。カウンセリングもきちんとしていただき痛みの原因の説明も丁寧でした。施術後は痛みも軽減で、楽になりました。

くろすけ様

当院より:股関節の痛みでご来院いただき、施術後に痛みが軽減されたとのこと、大変嬉しいお言葉をありがとうございます。股関節の痛みは、骨盤のゆがみや周辺の筋肉のこわばりが原因となっていることが多く、丁寧なカウンセリングをもとにお一人おひとりに合った施術を心がけております。日常生活の中でも、長時間同じ姿勢を続けることを避けたり、股関節まわりを軽くほぐすストレッチを取り入れていただくことで、症状の改善につながることがございます。引き続き、お身体の状態を一緒に確認しながらサポートさせていただきますので、何かお悩みがあればお気軽にご相談ください。

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