2024/08/25 (更新日:2024/09/02)

手関節の捻挫、あなたの痛み・腫れは大丈夫?湿布の正しい貼り方とともに徹底解説

手首の痛み

手関節の捻挫、あなたの痛み腫れは大丈夫?
湿布の正しい貼り方とともに徹底解説

手関節の捻挫、あなたの痛み・腫れは大丈夫?湿布の正しい貼り方とともに徹底解説手関節の捻挫は、日常生活の中で比較的起こりやすいケガです。手首を強く捻ったり、急に曲げたりすることが原因で起こります。捻挫が発生すると、手首に強い痛みと腫れが生じ、動かすのが困難になります。適切な処置と治療を行わないと、症状が長引いたり、後遺症が残る可能性があります。本稿では、手関節捻挫の症状、原因、治し方、そして湿布の効果的な貼り方について詳しく解説していきます。

手関節の捻挫症状と原因

手関節捻挫の主な症状は、手首の痛みと腫れです。捻挫の程度によって症状の強さは異なりますが、通常は以下のような兆候が現れます。

痛み

捻挫直後から激しい痛みが走ります。痛みの程度は軽度から重度までさまざまで、重症の場合は動かすことすら難しくなります。特に関節部分を動かすと、より強い痛みを感じます。

痛みは、損傷によって靭帯や腱が引っ張られたり、裂けたりすることが原因です。捻挫の程度が重いほど、靭帯や腱の損傷が大きくなるため、痛みも強くなります。

腫れ

捻挫によって靭帯や腱が損傷を受けると、その部位に炎症が起こり、腫れが生じます。損傷が大きいほど、腫れも顕著になります。腫れは捻挫の初期段階から現れ、時間の経過とともにひどくなる傾向にあります。

腫れは、損傷部位への血液の流れが滞り、体液が溜まることで起こります。腫れが強くなると、痛みも増し、関節の可動域が制限されます。

内出血

中程度以上の捻挫では、内出血が生じることがあります。内出血が起これば、手首の皮膚が青紫色に変色します。

内出血は、捻挫によって血管が損傷を受け、血液が組織の中に溜まることで起こります。時間が経つと、内出血による皮膚の変色はひどくなります。

手関節の捻挫の治し方

手関節捻挫の治療には、安静、冷却、圧迫、挙上(RICE処置)が重要です。初期対応としてこれらの処置を行い、症状の悪化を防ぐことが大切です。

RICE処置

RICE処置とは、以下の4つの対処法を指します。

  • Rest(安静):患部を動かさず、十分に休ませる
  • Ice(冷却):患部を冷やして、腫れと痛みを抑える
  • Compression(圧迫):包帯やテーピングで患部を圧迫し、腫れを防ぐ
  • Elevation(挙上):患部を心臓より高い位置に上げ、腫れを抑える

この処置を怪我直後から数日間続けることで、症状の悪化を防ぎ、回復を早めることができます。

湿布の使用

RICE処置に加えて、湿布を使うことでさらに効果的な治療ができます。湿布には鎮痛・消炎作用がありますので、痛みと腫れを抑えることができます。

湿布の貼り方については次項で詳しく説明しますが、関節部分に適切に貼ることが重要です。また、温感湿布と冷感湿布があり、症状に合わせて使い分けることが大切です。

固定

捻挫の治療では、患部を固定することが重要です。テープやサポーターで手首を固定し、関節の動きを制限することで、さらなる損傷を防ぎます。

固定の際は、あまり強く巻きつけすぎないよう注意が必要です。過度な圧迫は、血液の循環を悪化させ、症状の改善を遅らせる可能性があります。

手関節の捻挫、あなたの痛み・腫れは大丈夫?湿布の正しい貼り方とともに徹底解説

手関節の捻挫の場合の湿布の貼り方

湿布は効果的な治療方法の一つですが、正しい貼り方を守らないと、十分な効果が得られません。手関節捻挫の場合は、関節部分に湿布を適切に貼ることが肝心です。

温感湿布と冷感湿布

湿布には大きく分けて2種類があります。

  • 温感湿布:温熱作用があり、血行を良くする効果がある
  • 冷感湿布:冷却作用があり、痛みや腫れを抑える効果がある

一般的に、捻挫発症直後の急性期には冷感湿布を使い、その後の慢性期に温感湿布を使うことが推奨されています。冷感湿布により、初期の痛みと腫れを抑え、その後の温感湿布で血行を改善し、回復を促進するという使い分けです。

湿布の貼り位置

手関節捻挫の場合、湿布は手首の内側と外側に縦に貼ります。関節の部分に湿布の中心を合わせ、上下に少し伸ばしながら貼るのがコツです。

関節部分に湿布を貼ることで、鎮痛・消炎成分が直接作用し、より効果的に症状を緩和することができます。また、関節を圧迫することで、動きを制限し、さらなる損傷を防ぐことにもつながります。

湿布の使用上の注意点

湿布を使用する際は、以下の点に注意が必要です。

  • 複数の種類の湿布を重ねて貼らない
  • 粘膜や傷口、湿疹のある部分には貼らない
  • かぶれや痒みが出た場合は使用を中止する
  • 長時間連続して貼り続けない

また、湿布を貼った後は保護する必要があります。テープやサポーターで固定することで、湿布が動いたり、はがれたりするのを防ぐことができます。

手関節捻挫まとめ

手関節の捻挫は、手首への強い衝撃によって起こるケガです。痛みと腫れが主な症状となり、適切な処置を行わないと症状が慢性化する恐れがあります。RICE処置と湿布の使用が有効な治療方法となります。湿布は症状の経過に合わせて温感湿布と冷感湿布を使い分け、手首の内側と外側に適切に貼ることが重要です。 このように、手関節捻挫の治療には様々な対処法がありますが、正しい方法を実践することで、早期回復と後遺症の予防につなげることができるのです。

よくある質問

手関節捻挫の主な症状は何ですか?

手関節捻挫の主な症状は、手首の痛みと腫れです。捻挫の程度によって症状の強さは異なりますが、通常は激しい痛み、強い腫れ、内出血による皮膚の変色などが現れます。

手関節捻挫の治療方法とは?

手関節捻挫の治療には、安静、冷却、圧迫、挙上(RICE処置)が重要です。また、湿布の使用やテープ・サポーターによる固定も効果的です。症状に合わせて温感湿布と冷感湿布を使い分け、関節部分に適切に貼ることが大切です。

湿布の貼り方はどうすればいいですか?

手関節捻挫の場合、湿布は手首の内側と外側に縦に貼ります。関節部分に湿布の中心を合わせ、上下に少し伸ばしながら貼るのが適切な方法です。これにより、鎮痛・消炎作用が直接作用し、症状の緩和が期待できます。

湿布を使う上で注意すべきことは?

湿布を使用する際は、複数の種類を重ねて貼らない、傷口や湿疹のある部分には貼らない、かぶれや痒みが出た場合は使用を中止するなどの注意が必要です。また、湿布を貼った後はテープやサポーターで固定することで、動きを制限し、さらなる損傷を防ぐことができます。

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