2024/08/09 (更新日:2024/10/19)
手首がグキッ?手首が痛い時に考えられる 病気や怪我の一覧と対処法 湿布の貼る位置
手首が痛い時に考えられる病気や怪我
手首が痛くて自分の症状を探している方へ、手首の痛みに関する情報をお伝えします。手首の痛みは腱鞘炎(ドケルバン病)手根管症候群、手関節捻挫、腱断裂、TFCC損傷、リウマチ性関節炎、変形性関節症、橈骨遠位端骨折、コーレス骨折などが存在します。これらの病気や怪我について詳しくご説明しますので、ぜひご覧ください。
1. 腱鞘炎(ドケルバン病)
- 症状: 手首の親指側に痛みが生じ、親指を動かすときに鋭い痛みが走ることがある。
- 原因: 手首の使い過ぎや反復動作により、腱と腱鞘が炎症を起こす。
- 対処法: 手首の安静、抗炎症薬の使用、サポートバンドの着用、必要に応じてステロイド注射や手術。
→【完全解説】ドケルバン病の原因・症状・治療法
→【手首の外側が痛い!】これって腱鞘炎?
2. 手根管症候群
- 症状: 手のひらと指(特に親指から薬指)の痺れや痛み、夜間に症状が悪化することが多い。
- 原因: 手根管内の中間神経が圧迫されることによって起こる。
- 対処法: 手首の固定、抗炎症薬の服用、手術による圧迫の解放。
- →【手根管症候群】の症状!治し方 原因 効果的なストレッチ
3. 手関節捻挫
- 症状: 手首に痛み、腫れ、動きにくさ。
- 原因: 手首をひねるなどの怪我によって関節周辺の靭帯が損傷する。
- 対処法: アイシング、圧迫包帯、手首の安静保持、痛みに応じて抗炎症薬を服用。
- →手関節の捻挫、あなたの痛み・腫れは大丈夫?
4. 腱断裂
- 症状: 特定の動きができなくなる、力が入らない。
- 原因: 重い物を持ち上げる動作や過度なストレスが原因で腱が断裂する。
- 対処法: 手術による腱の修復、リハビリテーション。
5. TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)
- 症状: 手首の小指側に痛みが生じることが特徴で、手首の回転動作(例えばドアノブを回す動作)で痛みが増すことが多い。
- 原因: 手首の過度なねじれや衝撃によって、手首の小指側に位置する三角線維軟骨複合体(TFCC)が損傷する。
- 対処法: 症状の軽減のためには、手首の安静、サポートブレースの着用、必要に応じて物理療法や注射治療を行う。重度の場合には、内視鏡手術での修復が検討されることもある。
- →手首の外側痛みTFCC損傷
6. リウマチ性関節症
- 症状: 手関節の痛み、腫れ、こわばり、朝のこわばりが特徴的。
- 原因: 自己免疫疾患により関節に炎症が起こる。
- 対処法: 抗リウマチ薬の服用、理学療法、場合によっては関節置換手術。
7. 変形性関節症
- 症状: 関節の痛み、腫れ、動きにくさ。
- 原因: 関節の摩耗や老化による。
- 対処法: 運動療法、痛みを和らげる薬の服用、重度の場合には関節置換手術。
8. 橈骨遠位端骨折
- 症状: 手首の激しい痛み、腫れ、形の変形。
- 原因: 転倒して手をついた際に手首に強い衝撃が加わることで起こる。
- 対処法: ギプスによる固定、手術が必要な場合もある、リハビリテーション。
9. コーレス骨折
- 症状: 手首の背側に痛みと腫れ、手首の形が変わる。
- 原因: 手をついて転倒することによる外力で発生。
- 対処法: ギプス固定や手術による骨の位置の修正、リハビリテーション。
外傷性の首の痛み
腱鞘炎(ドケルバン病)
手関節捻挫
TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)
対処法: アイシング、圧迫包帯、手首の安静保持、サポーター着用、痛みに応じて抗炎症薬を服用。手首の安静、抗炎症薬の使用、サポートバンドの着用、必要に応じてステロイド注射や手術
神経症状を伴うもの(痺れや痛み)
手根管症候群
腱鞘炎(ドケルバン病)
対処法: 手首の固定、手技やリハビリテーション又は手術による圧迫の解放、抗炎症薬の服用。
手首が痛いときの基本的な注意事項
手首が痛いときに注意すべき点を以下にまとめます。
過度の使用を避ける
手首に負担をかける活動を避け、休息をとることが重要です。痛みが引くまで、手首を酷使しないようにしましょう。
アイシング
炎症や腫れがある場合、氷嚢や冷却パックを使って手首を冷やすと痛みを和らげる効果があります。ただし、直接肌に氷を当てないように注意し、タオルで包んでから冷やすと良いでしょう。
温熱療法
慢性的な痛みの場合、温熱療法を試すことで血行を促進し、痛みを和らげる効果があります。
適切なサポーター
手首を安定させるために、手首用のサポーターやテーピングを使用すると、手首を守りつつ日常生活を送りやすくなります。
無理に動かさない
痛みがある状態で無理に手首を動かすと、症状が悪化する可能性があります。痛みがある動きや姿勢を避けることが重要です。
適切なストレッチとエクササイズ
痛みが和らいできたら、医師や理学療法士に指導されたストレッチやエクササイズを行うことで、手首の柔軟性や強度を回復させることができます。
手首の痛みの予防になること
手首を適度に運動させる
日常的に手首のストレッチや軽いエクササイズを行うことで、柔軟性と強度を保ちます。例えば、手首を回したり、手のひらを開閉する運動が効果的です。
手首の柔軟性を保つ
ヨガやストレッチなどの運動を取り入れて、手首の柔軟性を向上させることは、関節や筋肉のバランスを保ち、痛みを予防するのに役立ちます。
適切な道具の使用
日常生活や仕事で使用する道具や機器(例えば、マウスやキーボード)は、手首に負担がかからない設計のものを選ぶと良いでしょう。エルゴノミクスに配慮された道具は、手首へのストレスを減らします。
冷えから守る手首が冷えると血行が悪くなり、痛みを引き起こす原因となることがあります。冬場や冷房の効いた環境では、手首を冷やさないように手袋やリストバンドを使用することが効果的です。
手首が痛いときの湿布の貼る位置
手首の痛みや炎症を和らげるために湿布を使用する場合、以下の位置に貼ることが推奨されます
手首の痛い部位、特に腱が通る部分。
痛みが強い部分や炎症が感じられる場所に直接貼ることで、局所的に鎮痛効果を高めることができます。
この情報が手首の痛みに関する理解の助けになることを願っています。
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