2025/09/19 (更新日:2025/09/19)
顔面神経麻痺のリハビリ(加療)はいつから?顔面神経麻痺が回復するまでの経過など福岡県久留米市より来院の患者様の例
末梢性顔面神経麻痺とは?
顔面神経麻痺とは、顔の動きをつかさどる顔面神経が障害され、片側の顔の動きが制限される病気です。主な症状には、目が閉じられない、眉が上がらない、口角が下がって口から水が漏れるなどがあります。原因はウイルス感染(帯状疱疹、ベル麻痺、ハント症候群など)や外傷、脳の病気などが考えられ、早期に専門医を受診して原因を特定し、治療を開始することが回復に重要です。
主な症状
- 目の症状:眉を上げられない、目が完全に閉じられない(兎眼)、目が乾き涙が止まらない。
- 口の症状:口角が下がって左右非対称になる、口を閉じられない、食べ物や飲み物が口からこぼれる。
- その他の症状:ほうれい線がなくなる、話しにくい(構音障害)、味が分かりにくくなる、涙や唾液の分泌が減る
治療と注意点
- 早期受診が重要:発症から3日以内の耳鼻咽喉科・頭頸部外科の受診が、後遺症を最小限に抑えるために非常に重要です。
- 主な治療法:神経の炎症やむくみを抑えるステロイドや、ウイルスを抑える抗ウイルス剤などが使われます。
- 後遺症:治療の遅れや神経の損傷程度によっては、顔の筋肉の動きが完全に戻らないなどの後遺症が残る可能性があります
当院で顔面神経麻痺の加療
当院に来院される患者様の多くはまず病院での治療を行いその後治療を続けるも症状の変化がなくなってきたがまだ症状が残っている方が来院されます。
初期の段階や炎症が強く残っている場合などは加療をお断りする場合もございます。
基本的には顔面神経麻痺を発症して2ヶ月後くらいからの加療をおすすめしています理由としましては顔面神経麻痺で軽症の方は発症1~2ヵ月ほどで軽快し中程度の方は3~4ヵ月、重症の方は2ヵ月後くらいから症状が改善し始め半年ほどで症状固定し後遺症が残る場合があります。
上記の理由から症状が軽症~重症の場合でも2ヵ月後くらいから症状に変化がみられない場合や症状を早く軽快したい場合はリハビリ(加療)を行うといいでしょう。
顔面神経麻痺の実際の施術例(福岡県久留米市より来院)
患者様の症状や来院の経緯
令和6年8月に帯状疱疹にかかりその後、右側の顔面神経麻痺を発症
症状
- まばたきがしずらい
- 瞼が閉じない
- 涙がずっとでる
- 口が動かしずらい
病院での治療後、リハビリを行うも症状の改善の兆しが無くなった為、当院に来院されました。
来院日が令和7年7月ですので顔面神経麻痺を発症後11カ月ほどからの加療になります。
経過
2回目の来院時に1回目の施術終了後からの変化を実感
涙の量が少なくなり顔全体のこわばりが減少
4回の施術終了時に顔面神経上枝の症状まぶたや涙の改善を確認
口元などの中枝下枝を中心加療へ
下記は3回目の加療時の動画
顔面神経麻痺の加療の実際の動画
同じような症状でお悩みの方へ
- 目の症状:眉を上げられない、目が完全に閉じられない(兎眼)、目が乾き涙が止まらない。
- 口の症状:口角が下がって左右非対称になる、口を閉じられない、食べ物や飲み物が口からこぼれる。
- その他の症状:ほうれい線がなくなる、話しにくい(構音障害)、味が分かりにくくなる、涙や唾液の分泌が減る
このようなお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。
神経にアプローチする「神経系ストレッチ」で、改善の可能性があります。
神経系ストレッチ福岡久留米(田主丸整骨院内)
住所:福岡県久留米市田主丸町田主丸937-5
TEL:0943-72-3677
https://tanushimaru-seikotuin.com/
関連施設
久留米スポーツ整骨院
住所:久留米市国分町1611-2
TEL:0942-27-7769
https://kurumeseikotuin.com/